こんにちは。はなです(@hana8family)です。
天高く馬肥ゆる秋。
銀杏(ぎんなん)が道端に落ちる季節となりました。
銀杏はお好きですか?
この季節、我が家ではお酒のあてに大活躍!
封筒と電子レンジを使えば調理は超簡単。
ただし銀杏は中毒の可能性もあるので、注意が必要です。
今日は大好きな銀杏についてまとめました。
この記事はこんな方におすすめ
- 銀杏とは何か知りたい
- 銀杏の処理方法を知りたい
- 銀杏を封筒で簡単に調理する方法を知りたい
- 銀杏中毒について知りたい
- 銀杏の栄養や美容効果を知りたい
銀杏(ぎんなん)とは?
10月から11月にかけて、イチョウ並木を歩いているとオレンジ色の実が落ちていますよね。
強烈に臭いアイツです。
そう、それが 銀杏(ぎんなん)です。
食べられるのは種皮の部分ではなく種。
イチョウは裸子植物なので果実はないらしい。
果肉のように見えるのは種皮というそうです。
そういえば中学の頃、理科の授業で習ったような気がする。
秋になると鮮やかな黄金色で通りを彩るイチョウ。
現在私たちが見るイチョウは、恐竜がいた時代からずっといる生きた化石です。
あちこちで見かけるイチョウですが、レッドリストの絶滅危惧IB類に指定されています。
大阪に御堂筋という幅44mのでっかい道路がございます。
その御堂筋の街路樹はイチョウで、大阪中心部のシンボルでもあります。
そんなわけで、大阪府の木はイチョウです。
「イチョウ」も「ぎんなん」も漢字は「銀杏」
イチョウは銀杏。
ぎんなんも銀杏。
銀杏(イチョウ)の実が銀杏(ぎんなん)なのです。
なぜ同じ漢字なのか・・・?
「ぎんなん」は音読みです。
ぎんなんと読む場合はイチョウの実をさします。
ではなぜ銀杏と書いて「イチョウ」と読むのか。
中国ではイチョウがアヒルの脚に似ている事から「鴨脚(ya jiao) ヤーチャオ」と呼んでいたのが日本に伝わり、それが「イチョウ」に変化。
元々「銀杏の木」と呼んでいたのが、「イチョウの木」と呼ぶようになり、実の方をさす「ぎんなん」だけは本来の読み方が残ったのだそうです。
といっても、もともと「銀杏」と言う言葉も中国から伝わったものなのですけどね。
銀杏の正しい下処理方法
私が中学生の頃、父親がどこかの山でバケツ一杯の銀杏を拾ってきました。
オレンジ色の種皮がついたままで、鼻がもげそうなあの臭い(:_;)
足の悪臭と同じ物質からできているらしいです。
そういえば息子の足の臭さに似ている。
父親が「これ食べたいから処理しといて」と言うので、私はバケツ一杯の銀杏のオレンジ部分を取り除き、種だけの状態に処理しました。
翌朝起きると、手のひらの皮がオールずるむけ。
中学生の私は知らなかったのです。
イチョウの実を触ると手が荒れるということを。
銀杏にはギンゴールというアレルギー物質が含まれており、銀杏皮膚炎を引き起こします。かぶれはかなりキツく、発疹や腫れ、水疱などができます。
私の場合、水疱が手のひら全面にでき、それが全部やぶれた状態で皮がボロボロになっていたのです。
銀杏の正しい下処理方法
銀杏食べすぎないで!中毒に要注意
銀杏に含まれている4-Oメチルピリドキシン(MPNと略)が、ビタミンB6の作用を阻害して、ビタミンB6欠乏症を引き起こします。
症状は、嘔吐、不整脈、顔面蒼白、痙攣など。
重篤な場合は意識を失い、死亡例も報告されています。
報告されている全患者の7割以上が10歳未満の子供です。
ですので、子供に銀杏を食べさせる際は注意が必要です。
出来れば食べない方が良いかも。
日本中毒センターによる銀杏の経口中毒量
- 成人は40個以上
- 小児は7個以上
案外少ないですよね(◎_◎;)
そしてこの毒性は加熱しても消えないのです。
健康状態によっては大人でも数個で発症する場合があるので要注意です。
銀杏のバカ食いは絶対にやめましょう!
超簡単!銀杏の調理方法~封筒でレンチン編
銀杏15粒100円。
「★一日三粒まで」とわざわざ注意書きが。
三粒ならかなり安全に配慮した数量といえましょう。
栗須さん、お気遣いありがとう。
まずは銀杏ボカン回避といたしまして。
キッチンバサミで銀杏に穴をあけます。
麺棒で叩き割るという荒技でもOK。
次に封筒に入れます。
封筒の口を3回くらい折ってとじます。
電子レンジに入れて、
600Wで50秒。
すると、
出来上がり!!
中身は綺麗なグリーン(^^)
お塩と一緒にいただきます。
良いお酒のおつまみ。
意外と知らない銀杏の栄養と美容効果
美肌効果
銀杏の主成分はビタミン。
抗酸化作用や新陳代謝を促して、健康な皮膚を作ってくれます。
高血圧に効果あり
銀杏に含まれるカリウムの利尿作用で、ナトリウムや老廃物を身体の外に出してくれ、血圧上昇を抑制してくれます。
疲労回復
銀杏に含まれるビタミンBは、B1、B2、そしてB6。
このうちビタミンB1が疲労回復や手足の抹消神経の機能を正常に保つ働きがあります。
まとめ
これから色んな場所で落ちている銀杏に遭遇すると思います。
銀杏を拾う時は必ず手袋を着用して、秋の味覚を楽しみましょう。
今日はこの辺で(^o^)丿
諏訪田製作所さんの商品は本当すごい
諏訪田製作所さんの栗くり坊主はマジですごいので、もうこれ無しではやっていけない我が家