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NHK「ろうを生きる 難聴を生きる」オンテナと音楽の可能性~星野源「うちで踊ろう」

ろうを生きる難聴を生きる
こんにちは。

はな(@hana8family)です。

NHKの「ろうを生きる 難聴を生きる」。
今回は「音」を「振動と光」に変換して伝える音のアンテナ「オンテナ」という装置を開発された富士通の技術者 本多達也さんの密着でした。

ろうを生きる 難聴を生きる▽振動と光を使って、みんなでおうちダンス!※字幕 | NHK ろうを生きる難聴を生きる

外出自粛でストレスをためていた、ろうの子どもたち。星野源さんの曲「うちで踊ろう」のリズムを装置で再現し、ダンスを楽しんでもらおうと開発を進める技術者の姿を追う

目次

音のアンテナ「オンテナ(Ontenna)」とは

オンテナ富士通(引用元:オンテナ公式サイト

オンテナは、60~90dBの「音」を256段階の「振動と光」に変換し音の特徴を伝達します。
リズムやパターン、大きさなどが聴覚障がい者もリアルタイムに感じる事ができる装置で、富士通が開発しています。
クリップ型なので髪の毛や襟元、袖口などに着けることができます。
また、通信機能付きコントローラーを使用し複数のオンテナを同時に操作し振動や光を送ることができるので、スポーツの競技音やイベントの効果音などの音を振動と光に変換して演出できます。

Ontenna – 音をからだで感じるユーザインタフェース

Ontenna(オンテナ)は、ヘアピンのように髪の毛に装着し、振動と光によって音の特徴をユーザに伝える全く新しいデバイスです。

 

私はこの番組を見て初めてオンテナの存在を知ったのですが、何とアマゾンでも販売しているんですね。

オンテナで子供達が星野源「うちで踊ろう」を踊る

緊急事態宣言でろう学校も休校になり、家で自粛生活をする子どもたちは運動不足とストレスに悩まされます。
耳が聞こえる私は気づかなかったのですが、ネットなどで楽しめるコンテンツは字幕がなかったり、音が聞こえないと楽しめないものが今も多いそう。

そこで、開発者の本多さんは源さんの「うちで踊ろう」でプログラムを組みオンテナでリズムを再現されました。
また更にろうのダンサーのemiさんがそれに合わせて振り付けも考えられました。

オンテナを装着して「うちで踊ろう」に合わせて楽しそうにダンスをしている子供達の笑顔が本当に素敵でした。
感動して思わず涙が・・・。

最後に源さんの子供達へのメッセージが読み上げられるのですが、感動し過ぎてまた涙が・・・。
2020年7月3日(金) 午後0時45分 〜 午後1時00分にNHKで再放送されるので、見逃した方はぜひ。

POP VIRUSドームツアーに参加した聴覚障がいを持つご夫婦のお話

2019年に開催された源さん初の5大ドームツアー「POP VIRUSドームツアー」。
大きな箱なのに源さんが妙に近くて会場がびっくりするくらいの一体感。もう本当に楽しくて楽しくて。

そのドームツアーに参加された星野源のオールナイトニッポンのラジオリスナーからのメールが番組内で紹介されました。

私たち夫婦は生まれつき耳が聞こえません

で始まるメール。

もちろん源さんの声を聴いたこともありません。(中略)最初は歌が聞こえないのでライブを楽しめるのかと不安になりました。でもあの空間にいると不思議と聞こえてくる気がしました。
あのドームという大きい会場なのに源さんが近くに感じ、音の振動やみなさんの表情・動きで全員が同じ時間、同じ空間で楽しんでいることがとても伝わってきた。「夫も今まで音楽を避けてきたけれど今回考えが変わった。また機会があれば是非行きたい。」と言っていました。幸せを届けてくれてありがとう。

という内容でした。

源さんのライブDVDには字幕が入っているので、このご夫婦は字幕で楽しんでいらっしゃるそうです。
そしてこのラジオも友人が字起こしをしてくださるそうです。

そのメールを読んだ源さんは言葉が詰まるほどに感動してるのがリスナーにも伝わりました。
私は普通に耳が聞こえるし、普通に音楽を楽しむことができる。
でも、あの会場にはそうではない人もみんな一緒にあの空間に幸せを感じていたのかと思うと、純粋に感動したのです。
音楽ってすごい。

まとめ

オンテナと源さんのドームツアーに参加された聴覚障がいのご夫婦のお話から、音が聞こえる人も音が聞こえない人もみんなで音楽を共有できる新しい未来が見えた気がしました。
音楽の可能性は無限ですね。

では(^^)/

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