こんにちは。はな(@hana8family)です。
我が家では冬になるとお家で椎茸を栽培します。
しいたけ栽培キット【もりのしいたけ農園】大豊作!お家で椎茸狩り
これ本当に楽しくて美味しいので、未体験の方はぜひオススメですよ~。
今年は何故か椎茸が暴走気味で、恐ろしい数が出て来たので間引いて干し椎茸にしたのです。
https://twitter.com/hana8family/status/1213611629457227776?s=20/p
大量の干し椎茸が出来上がったので、これはもう三浦大知さんがオールナイトニッポンで星野源さんにオススメしていた「ピエンロー鍋」を作るしかないっしょ。
ピエンロー(扁炉)鍋とは
扁炉(ピェンロー、ピョンローとも)は、中国で鍋料理の意味。広東省あたりでは「鍋料理」を打辺炉という。「辺炉」(bianlu)と「扁炉」(pianlu)は発音が近いため、一部の地域では打辺炉の替わりに扁炉を使うことがある。引用元:Wikipedia
というわけで中国の鍋料理とのことなのですが・・・。
日本で一般的に知られている「ピエンロー鍋」は白菜が主役の白菜鍋であり、舞台美術家の妹尾河童さんが著書「河童のスケッチブック」で紹介し 一躍有名になった鍋料理です。
「河童のスケッチブック」によると、ピエンロー鍋は中国のチワン族(壮族)の郷土料理とされています。
つまり少数民族の郷土料理なので、ほとんどの中国人は知りません。
私は貿易会社に勤めていたころ毎月のように中国に出張に行っていたのですが、ピエンロー鍋に出逢った事はないのです。
余談ですが、私は高校生のころ妹尾河童さんの著書が大好きでした。
特に好きだったのが「河童が覗いた」シリーズ。
河童さんが旅した先で描かれたスケッチと紀行文からなる本なのですが、これがとにかく圧巻。
スケッチはもちろんのこと、文章もすべて手書きなのです。
そしてスケッチの精巧さはもう舌を巻くレベル。
写真よりも手書きの方が迫力が伝わってくるので不思議です。
随分前に出版された著書なので内容が現状とは異なると思いますが、絵と字を見るだけでも価値あり。
ピエンロー(扁炉)鍋の材料(4人分)
- 干し椎茸 6個
- 昆布 1枚
- 白菜 半玉~1玉
- 鶏もも肉 1枚
- 豚バラ肉 300g
- 春雨 100g
- ごま油 お玉1杯分
- 塩や一味唐辛子などの調味料
私はアレンジで豆腐・舞茸・白ネギも投入しました。
豚バラ肉も家にたまたまあった細切れ肉に勝手に変更しています。
でもバラ肉の方が絶対に美味しいと思う。
▼使用したごま油はこれ。
ピエンロー(扁炉)鍋の作り方
できれば最低3時間はつけたいところ。
一晩つけても良いらしいです。
戻ったら、椎茸と昆布は引きあげます。
この戻し汁をピエンロー鍋の出汁として使います。
本当は丸のままの干し椎茸で作るのが正解です。
が、今回は間引いた自作の干し椎茸を活用したので、このような絵面になっております。
①白菜は白い部分と緑の部分に切り分け、白い部分は1㎝幅くらいに切ります。
緑の葉の部分は3~4センチ幅に切ります。
②丸ごと干し椎茸は4分割。
③鶏肉は一口サイズに。豚バラ肉も適当な大きさにカット。
①手順1で作った干し椎茸と昆布の出汁汁に、まずはカットした干し椎茸と白菜の白い部分を入れます。
②白菜に軽く火が通ったら、ゴマ油の半量を回し入れて鶏もも肉を投入。
③鶏ももに軽く火が通ったら、肉豚バラ肉を上に敷き詰めます。
④豚バラ肉の上に白菜の葉の部分をのせ、蓋をして15分煮込みます。
出来上がり!
ピエンロー(扁炉)鍋の味付けと食べ方
ピエンロー鍋には味付けを一切していません。
入れている調味料はゴマ油のみ。
煮込み終わったら、各自で自分の取り皿で、好みに応じて煮汁に塩や一味唐辛子を足して調味します。
自分の好きなように味付けできるので良いですね。
塩と一味唐辛子で味付けするのが本来のピエンロー鍋ですが、我が家は各自適当に好きなように味付けしました。
でもお塩が一番美味しかったな~。
▼使った調味料はこんな感じ
塩・七味唐辛子・豆板醤・食べるラー油・コチュジャン・豆板醤・ポン酢・柚子胡椒・ラー油。
すごくいいお出汁が出てて、それを春雨がしっかり吸ってくれて、めちゃくちゃ美味しい中華鍋でした。
〆は雑炊が妹尾河童さんのオススメらしいのですが、胃袋が雑炊にたどり着けず。
春雨ってお腹膨らむよね。
では(^^)/