こんにちは。はなです(@hana8family)です。
またまた中国のパクリニュースが世間を賑わしていますね。
石景山の青いネコとか。
ネズミさんだったり。
ウルトラマンさん風の何かは、まだ笑えた。
(引用元:自由時報)
これ絶対あかんヤツやろ。
世界的に有名な美術家である草間彌生さんと村上隆さんの偽共同展覧会が、今年4月以降、深圳、広州、武漢、上海、長沙で開かれたそうです。
展示されているのはすべて贋作、ご本人のサインまでパクられているらしい。
もちろんこの偽展覧会、草間彌生さんと村上隆さんご本人方は全くのノータッチ。
お二人の代理人は、主催者らに対して著作権侵害の疑いで法的手続きをとるそうです。
上海在住の友人の反応は「またかい、さすが中国」でした。
それにしても何で堂々とこんなえげつない展覧会が開催できたのか。
開催する前に誰も突っ込まなかったのか、不思議でなりません。
パクリは一国の成長過程では仕方のないことだ、では片付かない
確かに日本も戦後、アメリカやドイツの色んなものを模倣して経済発展しました。
中国も文化大革命が終わり、鄧小平の指導体制のもと改革開放路線を突っ走り、今では立派な経済大国です。
でもね、鄧小平が改革開放政策始めたのって、もう40年以上も昔の話ですよ。
模倣して発展っていう段階はとっくに脱出しているのでは?
なのに今も経済も芸術も文化もあれもこれもパクリまくりなのは何故??
パクりはバズる近道なり
例えば、荒野行動。
我が家の息子も娘も大好きな荒野行動。
携帯やWindowsのバトルロイヤルゲームです。
これ、もともとは韓国のPUBGというゲームのパクリで著作権侵害で提訴もされています。
今ではPUBGの方がプレイヤー数が多いようですが、一時は荒野行動のダウンロード数の方がPUBGの10倍もあり、圧倒的に多かったのです。
そして、小米(シャオミー)のスマホ
小米はスマホメーカーとして創業した総合家電メーカー。
iPhoneを徹底的にパクりまくるメーカーとして知られています。
「中国のアップル」と称され創業者の雷軍氏は「中国のジョブズ」なんて呼ばれています。
2014年にはサムスンを抜いて中国市場でトップに躍り出ました(シェア14%)。
2018年5月に発売された「小米8」。iPhoneXとそっくりです。
(引用元:小米公式)
2018年6月発売当初の価格は64GBモデルは2699人民元(4万6千円)、128GBモデルは2999元(5万1千円)、256GBモデルは3299元(5万6千円)。
2018年11月現在で少し値下がりして2499元からとなっています。
アンドロイド端末で最高峰のスペックなのにこの価格設定。
ちなみにiPhoneXS(2018年9月発売)は64GBモデルで112,800円、256GBモデルで129,800円となっており、小米はiPhoneの2分の1以下の価格設定です。
コスパ最高なので、中国国内だけでなく香港、台湾、インドネシア、インドなどアジアでかなりのシェアを拡大しています。
パクリはリスペクト~中国の「本物」に対する概念
こうして堂々とパクリをされると、私たちは「なんでパクるの?恥ずかしくないの?」 と思います。
でも反対に、中国はそのパクリの完成度が高ければ高いほど「よく頑張ってすごく似てるの作ったね!」と賞賛に値することなのです。
そこにパクリに対する根本的な考え方の違いが存在する気がします。
中国はリスペクトしているからこそ同じモノを作りたい。
だから、パクる。
でも、パクリスタートだけど技術力はすごいから、後はオリジナリティを付け加えてもっと良いモノ作って追い越しちゃうからね!というのが、今の中国なのです。
もう笑って済ませられないくらい技術は本当素晴らしいのです。
「本物」とは、
●日本 最初に生み出す=本物
●中国 最後に市場で勝つ=本物
日本では真似をすることに対する軽蔑感が半端ないです。
それに反して中国は、トップ以下はトップの真似をして当たり前。
遠回りしてオリジナリティにプライドをかけるなんてナンセンス。
堂々と真似して追い抜く。市場で勝った者が本物なのだから。
知的財産権軽視がもたらすデメリット
パクリ天国の中国で知的財産権を守られていない現実は、ビジネスではメリットをもたらすかもしれませんが、芸術やコンテンツ産業などにおいては明らかにデメリットで成長を阻害すると感じます。
大切に保護して育てないといけない分野なのです。
ひと様の作ったモノをパクって同じモノを作っても、意味のない分野ですから。
中国は文化大革命で、長い歴史の中で培ってきた伝統文化や芸術を自分たちでぶっ壊してしまいました。
今現在も、新疆ウイグル地区では文革当時並みに仏教遺跡が盗掘されたり、文化財が破壊されています。
国も放置しており非常に悲しい状態です。
パクリ以前に自国の芸術や文化財をリスペクトして欲しい。
中国には素晴らしいもので溢れているんだから、他人様の芸術作品をパクってる場合じゃないんですよ。
日本の方にも中国の方にもオススメの大塚国際美術館(徳島)
徳島の鳴門市に大塚国際美術館があります。
この美術館、すべての作品が完璧に精巧に原寸大に再現された「陶板画」なのです。
世界中の名画がずらりとここにあります。
地下3階から地上2階まで、鑑賞ルートは約4㎞。
膨大な数の展示品があるので、1日ゆっくり鑑賞するのがオススメです。
ちなみに「大塚」はあのポカリスエットの大塚製薬です。
入場料が一般で3300円もするのですが、高い入館料を払っても鑑賞する価値アリ。
ちなみに米津玄師さんの「Lemon」のミュージックビデオが撮影されたのが、この大塚国際美術館です。
米津玄師さんのおかげであの後訪問者数が急増したようですが、米玄ファンはもちろん、そうでない方にも是非オススメ!
中国の方にも、完璧な再現とはこれだ!というのをぜひ見てほしい。
どれも本物の質感で圧巻です。
所在地 | 〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1 |
営業期間 | 9:30~17:00 ※入場は、16:00まで |
休業 | 月曜休館、ただし月曜が祝日の場合は、翌日が休館。 |
電話番号 | 088-687-3737 |
入館料 | 一般 3,300円 大学生 2,200円 小中高生 550円 |
アクセス | 各地から高速バスが出ています |
駐車場 | 340台(無料) |
では今日はこの辺で(^^)/
参考
関西おでかけスポット
旅の手配について
① パッケージツアー
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てるみくらぶ事件以降、旅行会社はかなり慎重に選んでいます。
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③レンタカー
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