年末大晦日は何の番組を見られますか?
私は絶対的に紅白歌合戦なのです。
これはもう小学校のころから変わらずずっとです。
しかも2021年は私の超推しである藤井風さんが紅白初出場!!!
見ないわけにはいきません。
第72回NHK紅白歌合戦
今回のテーマは「Colorful~カラフル~」。
去年から続く新型コロナのために、わたしたちの日常の暮らしは変わりました。
なんとなく彩りの欠けた日々や景色が、当たり前のことになってしまいました。
そんな時代だからこそ、2021年最後の夜は世の中を少しでも「カラフル」に彩りたい、わたしたちはそうした思いを込めて、紅白をお届けします。
そして「カラフル」には、多様な価値観を認め合おうという思いも込められています。
あらゆる色が集い、重なり合い、称え合い、素敵な大みそかを彩る。それが今年の紅白です。
いろいろあったこの1年。みんながんばったこの1年。
だからこそ1年の最後は、みんなで手を取り合い、素敵な歌とともに希望に満ちた2022年に向かって…日本全国津々浦々、大みそかの夜をカラフルに!
引用元:NHK紅白歌合戦公式サイト
去年はコロナのため無観客で開催されましたが、今年は東京国際フォーラムをメインステージを置き、有観客で生中継で行われました。
「Colorful~カラフル~」というテーマの通り、色とりどりの花で飾られたメインステージの舞台が本当に美しかったです。
フラワーアーティスト東信氏による演出だそうで。やはり花は癒しですね。
最近紅白の舞台って目がチカチカする演出が多かったので、中年老眼の私の目にも花は優しくて良かった。
多様な価値観を認め合おうという思いも込められているにも関わらず、「紅」と「白」に相変わらず分けて「優勝!」と最後に勝ち負けを決める意味がイマイチよく分からないのですが、その点を除けば私的にすごく感動した回でした。
とにかく舞台美術が美しかった
メインステージだけでなく、NHK放送センターの中継での映像技術もすばらしく美しかった。
MIKIKO先生によるPerfumeの演出は言わずもがな。
しつこいけれど東京五輪でMIKIKO先生の演出が見れなかったのが何よりも悔しい。
坂本冬美さんの背景なんて本物かと思うくらい鮮やかで綺麗だった。
そうそう、我が家はテレビを去年買い替えたので、初めて4Kで紅白を見たからか余計にそう感じたのかもしれません。
とにかく美しく色鮮やかで立体的で、舞台を見ているだけで年末最後に1年分の心のモヤモヤが晴れた感じがしました。
歌で魅了する演出
アイドルグループがバックで踊っていたりNHKならではの気恥ずかしくなる小芝居やコラボ企画(失礼)が今回はなく、それぞれのアーティストが全力でそれぞれのパフォーマンスに集中し、視聴者が音楽を堪能できる演出でした。
大泉さんのMCも今回は落ち着いてて素晴らしかった。
歌番組なのに歌以外で注目させる紅白に違和感をずっと抱いていたから本当に良かった。
実家の両親は紅白を見なかった
私と同じく毎年紅白を見るはずの両親が今回は見なかったらしい。
テレ東で懐メロ番組をやっていたようで、そちらに流れたようです。
今は老若男女問わず知っているアーティストがどんどん減ってきているし人の趣味嗜好の幅が広いので、NHKも人選が大変だなと思う。
私はとても大好きな回だったけれど、年齢層が高い人は逆に紅白離れが進んだのかな。
祝!藤井風さん紅白初出場
藤井風さん紅白初出場おめでとうございます!
「白組の残りひと枠は風さんではないか」とちょっぴり期待しながら風友さんと発表を待っていたのですが、まさか本当に実現するとは。紅白出場が決定したというツイートを見て思わず叫びました。
紅白のリハもずっとチェックしていたのですが風さん情報が無く、やはり岡山から中継かなと思っていたので、これまでのYouTube配信と同じご実家のミッチャムにて膝乗せキーボードが映った時は「やはりか!」と思いました。
が、「LIVE」の文字が無かったので違和感あり。
「きらり」を弾き終えるとカメラに近づき服しか見えなくなった!と思ったらそのまま映像が会場の国際フォーラムに切り替わり・・・。
MCの方々の「え?」「え??」という声がすごくリアルで、MCも審査員もみなさん目がキラッキラしてるのを見て、私も思わず えーーーーーーーーっ!!!!??? と叫んでしまいました。
ほんと叫びっぱなし。
部屋着か?というラフな服装と高級もふもふスリッパ、そして超弾きにくそうな萌え袖で超絶技巧ピアノをたっぷり堪能できる弾き語り。燃えよの間奏、本当かっこよかった~
そして最後にMC方とのからみでキャラ全開。
風さんの良いとこてんこ盛りパフォーマンス。
これで全国的に風さんの存在を知らしめてしまった。
年明け2日のYouTube配信「ねそべり紅白」ですが、一番多い時で11万人がリアタイしていたので、紅白効果はすごいんだなと実感しました。
嬉しい反面、これで益々チケットが取れなくなるのではないだろうかと危惧しています。
ただでさえチケ運悪いのにさ・・・。
事前情報はなかったですが、去年風さんが楽曲提供した大トリのMISIAさんのパフォーマンスでもきっとピアノ弾くよね?!と風友さんと話していたので、期待通りでまた叫びました。
伴奏とコーラス、そして圧倒的なMISIAさんの歌唱、素敵な時間だったなあ。
他のアーティストの皆さんのパフォーマンスもすごかった。
特に印象に残っているのが、King Gnuの常田さん率いるmillennium paradeと中村佳穂さん。
常田さんのチェロ演奏と世界観の表現が大きな絵画みたいで、それがもうかっこよすぎて、さらに中村佳穂さんの歌声が壮大すぎて見入ってしまいました。
あと、まふまふさんを私は知らなかったのですが、娘はもちろん知っていて超有名な歌い手さんだと教えてもらいました。
初めて見たから余計に衝撃が大きく、見て聴く人の心をこんなにかっさらってしまう歌唱力と空気感はすごいなと思いました。
男の方でこんなきれいな高音が出るってどういう声帯をお持ちなんだろう。
本当素敵なパフォーマンスばかりで、いつもなら途中で飽きたりするんだけど、ぶっ通して真剣に見て堪能できた紅白でした。
さいごに
元テレビっ子の私も最近はすっかりテレビ離れしました。
最近のテレビ番組は激辛、大食い、企業案件、みたいなのばかりで面白くないし。
それならYouTubeやひと様のブログの方が十分面白い。
なので最近NHKしか見ていない気がします。
報道に関してはNHKには不満はあるものの、その点を除けば、スポンサー関係なく番組作りをすれば自ずから視聴者の事を考えた面白い内容になるのかな。
振り返ればこの年末年始は紅白歌合戦以外何も見てないや・・・。
コロナ禍で生活に色々な制限が加わる中、2021年も風さんや源さんの推し活と音楽に支えられた1年でした。
推し活と音楽が無ければ本当にどうかなりそうな1年だったかも。
来年も紅白が楽しみ!では。