こんにちは。はな(@hana8family)です。
ブログを始めて良かったこと。
それは、自分の生活を見直すきっかけになったことです。
それで、ふと思ったんです。
私、何でこんなにしょっちゅうフライパンを買い換えているんだろう・・・?
私が子供の頃、母が使っているフライパンは全部鉄製だったし、シェフが使っているフライパンは鉄や銅が多い気がする。
ネットで調べてみると、私と同じように疑問に感じた人がたくさんいて「脱テフロン」を実行しているではないですか。
テフロン加工のフライパンを買って使っては寿命を迎え捨てる→そしてまた買う、一からやりなおし・・。
というサイクルから私も脱出したいと思い鉄フライパンに買い換えてみたら、長く使えるだけではなくてメリットがたくさんでした。
テフロン加工(フッ素樹脂加工)って何?有毒性は本当?
1938年にアメリカのデュポン社によって発見されたフッ素樹脂加工。
1946年に製品化されテフロン (Teflon) という商品名がつけられました。
つまりテフロンはデュポン社の商標登録ってことですね。
化学工業のあらゆる場面で利用されており、現代の最先端技術を陰で支える重要な物質。
私たちの身の回りでも調理器具などの表面のコート塗装に使われていて、テフロン加工(フッ素樹脂加工)フライパンもその内の一つ。
摩擦が小さいことから食品の焦げ付きを防いでくれて、くっつかない。
めっちゃ便利!
テフロン加工(フッ素樹脂加工)フライパン5つのNG
食品が焦げ付かないとても便利なテフロン加工のフライパンですが、使用する際は注意が必要です。
- 空焼き厳禁
- 強火厳禁
- 金属ヘラ厳禁(傷でフッ素樹脂がはがれる)
- 急激な温度変化厳禁(フッ素加工にダメージを与える)
- お料理を入れたまま放置厳禁(腐食する)
これらの注意事項を守らないとどうなるのか?
劣化や剥離が発生します
テフロン加工のフライパンを空焼きをした事ありますか?
私はあります。
めっちゃ臭い。
そしてヤバめの煙が出ます。
その煙に有毒性があり、小鳥や小動物に有害で致死的な影響を与えるらしい。
PTFE の使用温度の上限は 260℃です。通常調理時の器具温度は 150~190℃くらいであり、食用油を熱したとき、煙の出始める温度は約 200℃です。よって、通常の調理温度では十分安全であるといえます。
ふっ素樹脂加工調理器具は、使用開始時に“から焼き”をしないでください。また、“からだき”もしないようにしてください。
“から焼き”や“からだき”をした場合は、260℃を超える高温となり、他のプラスチック同様に分解ガスが発生しますので、火を消すとともに速やかに温度を下げて換気をしてください。引用元:「ふっ素樹脂製品取扱マニュアル」
つまり、私のようにうっかり空焼きせずに正しく使っていれば有害性は問題はありません。
が、そうは言っても使い続ける内にこのテフロン加工ははげてくるんですよね。
そうすると、焦げ付かないのがウリのテフロン加工フライパンなのに、バリバリに焦げ付くようになります。
結婚してからウン十年、何個のフライパンを買い換えたでしょうか。
こんな生活もう嫌だ。
どうせなら、長く使って育てて愛着を持てる調理器具を使いたい。
鉄フライパンは扱いや手入れが面倒?
「脱テフロン」を実行した皆さんのブログ記事を拝見すると、テフロンよりも更に上を行く焦げ付かない加工の物、銅製、鉄製などに買い換えていらっしゃいます。
コーティング加工されている物を購入してまた数年後買い換えるものよりは、金属地そのままのフライパンを購入して大切に使って手入れして育てれば一生使えるかもと思い、私は鉄製のフライパンを購入しました。
鉄のフライパンは扱いや手入れや焼き入れが難しいのでは??
と躊躇していたのですが、こちらのシェフの動画を見てそんな心配も解消されました。
シーズニングから、使い方、洗い方や手入れ方法までシンプルに簡潔にまとめられている神動画。
鉄フライパン、結構テキトーでも大丈夫っぽい?
Chef Ropia氏の動画の後押しもあり、私とうとう鉄フライパンデビューいたしました。
鉄フライパンのメリットとデメリット
鉄フライパンのメリット&魅力
- 値段が安い(小さいのなら1000円くらいから、なのに日本製)
- 長く使うほど油が馴染んで焦げ付かない(育てる楽しみ)
- 丈夫で傷にも強い(金属ヘラもへっちゃら)
- 高温に強く熱伝導に優れている
- 鉄分を効果的に摂取できるかも
- お料理が圧倒的に美味しくなる
お料理が圧倒的に美味しくなるっっっ!←これ一番大事。
では、私が鉄フライパンで作ったお料理たちをご覧ください(^^)
鉄フライパンで調理した感想
鉄フライパンに換えてから、焼く&炒める料理の味が爆上がりして本当に美味しくなりました。
塩コショーで味付けしただけのシンプルな野菜炒めも、これは王将で食べた味!というくらい味が違うんです。
テフロン加工のフライパンでは絶対出てこないお店で味わった事がある旨味という感じ。
水分が絶妙な具合に抜けるので、チャーハンはパラパラに、餃子はパリッと。
そして心配していた焦げ付きはあまりありません。
餃子を焼いた時に少しくっついたくらいかな。
鉄フライパンのデメリット
- 初めて使う際に下準備が必要
- 使った後に手入れが必要
- テフロンよりも焦げ付きやすい
- 重い
①の下準備は前にも述べたように想像しているよりもずっと簡単でした。
また最初の焼き入れが面倒な人向けに、シーズニング不要の鉄フライパンも売っています。
④重い。
これは本当に重い。
でも持ち上げられないというほどの重さではありません。
私が購入した直径28センチのフライパンの重さを計ってみると、
見えにくいけど、1068gです!
まあ重いっちゃぁ重い。
でも、デメリットよりもメリットの方が断然上を行くので、鉄フライパンは本当にオススメですよ。
まとめ
鉄フライパンに換えたら、まさかこんなに味が変わるとは思っていなかったのでビックリです。
これでフライパンを度々買い換える必要もなく長く使えそうです。
もっと早くに鉄フライパンに換えてたら良かったなと少し後悔しています。
では今日はこの辺で(^^)/
値段の安さにびっくり
中華鍋も同時に購入