私は冷凍庫にあんこを常備しているあんこラバー
何であんこってあんなに美味しいのでしょうかね。
そうそう、最近砂糖を使わず米麹で作る発酵あんこが流行る兆しだそうですよ。
体に良いモノの掛け合わせ状態じゃないですか!!!
- 発酵食品なので健康に良い
- シュガーフリーなのでダイエットもOK
- 栄養豊富
- 簡単で美味しい
という4拍子揃った発酵あんこはいかがですか?
いつも愛用しているアイリスオーヤマの電気圧力鍋で作っているので、レシピ備忘録まとめです。
電気圧力鍋がなくても、ヨーグルトメーカーや炊飯器でもOK!という手軽さなのでぜひ!
発酵あんことは?
通常あんこは小豆と砂糖で作ります。
が、発酵あんこは砂糖を使わず小豆と麹(こうじ)で作るんです。
麹菌や乳酸菌など微生物に含まれる酵素によって食品に含まれるたんぱく質やでんぷんなどの栄養素が分解されること
麹菌に含まれる酵素アミラーゼが小豆に含まれるでんぷんを分解し糖に変えます。
その結果、砂糖も使っていないのに小豆が甘くなります。これが発酵あんこ。
おかゆと米麹で作る甘酒の小豆版という感じ。
発酵をもっと知りたいなら「もやしもん」おすすめです
発酵あんこ4つの効能
- 優しい甘さ
- 栄養豊富な小豆は「腎の薬」
- 発酵食品は体に良い
- 良質なたんぱく質
①優しい甘さ
私たちが普段口にするあんこは結構甘め。
で も一度発酵あんこを食べてください。その甘さの優しさにびっくりしますから。
発酵という自然の力が生み出した自然の甘さなんです。
②小豆は「腎の薬」
小豆にはサポニンやポリフェノール、食物繊維やタンパク質、ビタミンB群、鉄やカリウムといったミネラルなどなど、さまざまな栄養素をバランスよく含んでいます。
体のめぐりを良くするサポニンとカリウムは解毒作用を高めてむくみもとります。
また優れた抗酸化作用があり細胞の老化を抑える働きが期待できます。
女性が初潮を迎えた時に赤飯を食べる風習がありますが(最近はあまりやらないかも)、あれはもしかして初めての生理で体に負担がかかる所に栄養を注入する役割があるのではないか?と思ったりもします。
③発酵食品は体に良い
発酵食品の効能
- 栄養をスムーズに吸収する
- 免疫細胞を活性化させる
- 栄養価アップ
- うまみ成分アップ
- 生活習慣病を予防する などなど
発酵食品の効能はたくさんありますね。発酵あんこにも期待できそうです。
④良質なたんぱく質
良質なたんぱく質を多く含む豆類といえば「大豆」ですが、実は小豆にも良質なたんぱく質が含まれています。
発酵あんこの材料
- あずき200g
- 乾燥米麹 200g (生麹の場合は250g)
- 水適量
画像では250gのあずきになっていますが、あずきと乾燥麹を同量にしたらそれでOKです。
小分けで便利
発酵あんこの作り方
私は低温調理ができるアイリスオーヤマの電気圧力鍋を使っていますが、炊飯器やヨーグルトメーカーでも作れます
洗った小豆を鍋に入れて、ひたひたになるくらいの水を入れて火にかけます。
沸騰したら一度湯を捨ててざるにあげてさっと洗います。
もう一度鍋に戻して水を3カップ入れて沸騰させます。
沸騰したら弱火にして50分煮ます。
指で押しつぶせるようになれば茹で上がり。
ゆで汁があればおいておきます。
だいたい60度くらいまで冷まします。
煮小豆を電気圧力鍋や炊飯器の釜、ヨーグルトメーカーの容器に入れます。
そこに置いておいたゆで汁約100ccを入れます。
ゆで汁が足りなかった場合や捨ててしまった場合は水でもOK。
足す水分量は、煮小豆がしっとりするくらい。ゆで具合などに合わせて調整してください。
そこに米麹を入れて全体を混ぜます。
アイリスオーヤマの電気圧力鍋の場合
温度調理→低温・発酵調理を選択。すると60℃で8時間10分で設定されます。
炊飯器の場合
釜に濡れふきんをかぶせて、蓋をせずに保温モードで8時間放置。
ヨーグルトメーカーの場合
60℃で8時間発酵。
味を見て甘いようだったら完成です。
甘味が足りないようでしたら、もう少しだけ(30分くらい様子を見ながら)保温します。
米麹で生甘酒を作った事がある方はご存じだと思いますが、発酵あんこも生甘酒と同じく米麹独特の味がします。
米麹の粒々が苦手な方は、フードプロセッサーにかけて軽く潰すと滑らかになって食べやすくなります。
私は気にしないのでそのまま。
はな家のある日の朝ごはん
ブレンダーでもいけます
ブンブンチョッパーでも
発酵あんこの賞味期限と保存方法
- 冷蔵保存の場合 1週間
- 冷凍保存の場合 1ヶ月
冷蔵保存の場合は、保存容器に入れて綺麗なスプーンで取り分けます。
冷凍保存の場合は、私はフリーザーバッグに入れて薄く延ばして冷凍しています。
使いたい時に使いたい量だけパキっと割って自然解凍してから使います。
製氷皿に入れて凍らせるのもアリ。
まとめ
栄養価が高いので健康フードとして、シュガーフリーなのでダイエットフードとして、しかも簡単で美味しい発酵あんこ、オススメですよ。
では。